株式会社コーフク

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DXへの取り組み

  • 2024.09.30
  • お知らせ

DXへの取り組み


1.DX推進宣言 代表メッセージ

【ミッション】
当社は、『一流の料理と一流のおもてなしで幸せなひとときをお届けする』というミッションに基づき、『幸せを創造するグローバルフードカンパニー』というビジョンを掲げています。
食の喜びが人々の明日を切り開く活力となるよう、『一流』をキーワードに、調理技法の進化に努め、おもてなしの心を磨き、食の可能性を追求しています。

【課題】 
飲食業界は、コロナ禍が終息した現在も厳しい環境にあります。
最大の課題は就労人口の減少による人材不足です。 
古くからのアナログな業務が依然としてたくさん残っていることも、人手不足を助長しています。
 このままでは、ミッションの達成はもとより、営業時間短縮や店舗閉鎖などの厳しい選択を迫られる可能性もあります。 

【環境変化】
諸々の課題を抱える飲食業界ではありますが、最新の技術革新の成果を取り込み、DXを推進することにより、新たな魅力を持つ業界へと変革できると信じています。
昨今の人口知能の目覚ましい進化、クラウド・IOT・セルフオーダー/セルフキャッシング等の技術革新やITによるデータ活用により、飲食業界においても多くの業務が自動化されています。 
DXを推進し、多くの業務を自動化することで、私たちは本来注力すべき「人のぬくもり」を感じられる密度の濃い接客や、手間暇かけた調理に力を注ぐことが出来ます。
その結果、お客様の「食の感動体験」は高まり、我々も企業として大きく成長できると考えています。 

【DXビジョン】 
コーフクは、全社一丸となってDXを強力に推進します。DXにより経営基盤を強化し、当社の強みである「一流の料理と接客」に一層注力し、競争力を高め、持続可能な企業へと成長します。
また、従業員の業務負担を軽減し、働きやすい環境を提供することで、お客様と従業員の双方に笑顔をもたらす会社を目指します。
DX推進は、当社がミッションを実現するために取り組むべき最も重要な経営戦略です。

2024年9月30日
株式会社コーフク
代表取役社長 廉 瀚




2.基本方針

DX推進は3つの基本方針に沿って進めていきます。

【1】お客様の利便性向上 
オーダーから会計までの業務を効率化し、予約システムやAIを活用したECサイトでのメニューのレコメンドなど、今後もお客様の利便性を高めるサービスを提供するためのDXを推進していきます。

【2】データドブリンな経営
顧客データや売上データを活用した分析を行うことで、効果的なマーケティングやメニュー開発を実現するなど、『データに基づいた経営』を実現します。
【3】全従業員の生産性向上と業務効率最大化 タブレット端末の導入によるオーダー業務の自動化や、AIを活用した食材発注量の最適化など、デジタル技術を活用して「全従業員の生産性向上と業務効率最大化」を目指します。 これにより生まれた余力を人材育成に充て、サービス品質の向上にも繋げていきます。


3.DX戦略-具体的施策
 ~コーフクのDX、これまでとこれから~

【1】データからノウハウに
当社では、受発注システムやPOSレジを活用して売上データを収集する仕組みを10年以上前から構築しています。しかしながら、そのデータを十分に活用できていないのが現状です。日々蓄積される膨大なデータを基に、商品別の売上推移や増減、そのタイミングや要因を分析する資料を
自動生成し、商品開発や販促策に役立てます。そのために、まずは複数のシステムを連携させ、データの統合を進め分析手法を確立します。


【2】シフト作成と自動発注
飲食店におけるマネジメント業務の中でも、シフト作成と発注業務は精神的なプレッシャーの大きい最も労力を要する中心的な業務です。
これらの業務を自動化することにより、マネージャーの業務負担は大幅に軽減されますし、在庫の適正化やフードロス削減にもつながります。
システム化によりマネージャーの業務は微調整や最終確認のみとなる仕組みを構築します。その際に重要となるのが、AI(人工知能)による「需要予測システム」です。現在、売上予測は昨対のデータを元にマネージャーの経験値で行っていますが、AIを活用し予測精度を高めていきます。


【3】デジタルマーケティング
これまで折り込みチラシなど紙で配布していたクーポンのデジタル化に取り組んでいます。 また、会員ポイントもアプリでのデジタル管理に移行しています。 
最新の店舗情報は、Googleマイビジネス、Instagram、食べログといった主要プラットフォームに配信しています。 
さらに、LINE会員向けにキャンペーン情報なども発信しています。 
自社サイトには、新規出店情報や季節メニューの紹介、最新情報などを掲載しリアルタイムに更新しています。 
このように現在、網の目のように張り巡らされた情報網を活用し集客する仕組みを構築していますが、一層の強化を図ります。


【4】デジタルオーダーシステム
◆タッチパネル
お客様の注文は、タッチパネルによるセルフオーダー方式に移行し、POSシステムはクラウド化されています。
これにより、注文受付時間は大幅に短縮されました。お客様は、待ち時間なくスムーズに注文でき、季節メニューや最新のメニューも手軽に確認できるようになりました。

◆顧客管理
お客様の購買履歴や嗜好をデータベース化し、AIを活用して最適な商品やサービスを提供します。
誕生日クーポンや購入履歴に基づく商品のお勧めなど個別対応の「オンリーワン」のサービスを実現し、お客様の満足度を向上させます。
これにより、当社はお客様にとって「特別な店」となり、リピート率の向上を目指します。

◆キャッシュレス決済
電子マネー、クレジットカード、QRコード決済など、多様なキャッシュレス決済に1台の端末で対応しています。
また、高速自動釣銭機の導入により、会計時間を短縮し、お客様にストレスのないスムーズな決済環境を提供しています。
現金の取り扱いを減らすことは、衛生面の向上にも繋がっています。

【5】バックヤードの業務効率最大化
全ての業務においてクラウドへの移行とモバイル化を視野に、DX推進の可能性を検討し、業務効率の最大化を図ります。
従来、受注処理、在庫管理、物流管理などのバックヤード業務は、Excelや紙ベースで行われており、データ連携が不十分で作業に多くの時間がかかっていました。
この課題を解決するために、クラウドベースのシステムを導入し、業務の自動化とデータ連携の強化を進めます。





4.DX戦略-体制(DX推進委員会)

当社では、代表取締役社長直轄のDX推進委員会を発足させ、社長が総責任者として指揮を執ります。
委員はDX を部門横断的に推進していくため各部の責任者が務め、全社のDX推進を加速させていきます。

◆ 役割 ◆
【1】DX戦略策定 
DXビジョン実現のため具体的施策と優先順位を決め、行動計画を作成します。

【2】DX推進人材の育成・社員の情報リテラシー向上
社員が自分の業務でDXを活用するための方法やスキルを身につける実践的なセミナーを実施します。また、社員の情報リテラシー向上を目指し、情報セキュリティやデータ分析などの基礎的な知識や技能を習得するセミナーを開催します。

【3】ロードマップ




5.DX推進に向けた環境整備の実施

 

【環境整備のポイント】

◎お客様の利用体験をさらに快適にするため、レジ、セルフオーダー端末、モバイルオーダーUIなど、お客様との接点となるソフトウェアとハードウェアの標準化と単純化を推進します。

 

◎店舗からの売上、販売、勤務状態などの各種データをクラウドシステム上で集約・統合し、継続的な分析を行います。これにより、お客様や従業員のニーズに応じた店舗運営と改善の基盤を提供します。

 

◎店舗および本部業務の自動化、省人化、生産性向上を実現するために、人工知能(AI)、クラウド、IoTなどの先端技術を積極的に活用し、システム開発環境の整備と拡充に努めます。

 

◎稼働中のシステムと課題

 



6.DX達成状況の指標

当社は2025年度までの DX 戦略の達成指標を以下のものとし、DX戦略の進捗を管理します。
DX推進委員会が実行計画を策定、毎月アセスメントを実施して、計画を見直しながら目標達成を目指します。

 

【主な指標】
◎デジタル技術やデータ活用に精通した人材の数
・社内からDX推進担当者を選出し、外部の専門家やコンサルタントと連携して教育・研修を実施します
・担当者は他の社員にデジタル技術やデータ活用の基礎知識を教え、社内全体のデジタルリテラシー向上を図ります。

◎DX推進で蓄積されたノウハウやツールの数
・業務プロセスや製品開発においてデジタル技術やデータ活用が効果的な場面を特定し、必要なツールを開発・導入します。
・導入したノウハウやツールの効果を定期的に測定し、改善を重ねて成果を全社的に共有します。

◎従業員満足度の向上
・顧客のニーズやフィードバックをデータとして収集・分析し、製品やサービスの改善に役立てます。
・デジタル技術を活用し、顧客満足度向上に繋がる施策を展開し、従業員の働きやすさも向上させます。

 

◆ 達成状況の指標 ◆



7. セキュリティ基本方針

この度、当社は「SECURITY ACTION」一つ星を宣言しました。


セキュリティ対策自己宣言

 

「SECURITY ACTION」は中小企業自らが、情報セキュリティ対策に取り組むことを自己宣言する制度です。
安全・安心なIT社会を実現するために、情報処理推進機構(IPA)によって創設されました。
当社はお客様、取引先様の情報資産をあらゆる脅威から保護し、適切な安全管理を実現するため、安全かつ適正な情報セキュリティ対策を実施してまいります。

 




 


情報セキュリティ基本方針
株式会社コーフク(以下、当社)は、お客様からお預かりした当社の情報資産を 事故・災害・犯罪などの脅威から守り、
お客様ならびに社会の信頼に応えるべく、 以下の方針に基づき全社で情報セキュリティに取り組みます。  

 1.経営者の責任    
当社は、経営者主導で組織的かつ継続的に情報セキュリティの改善・向上に努めます。

 

 2.社内体制の整備
当社は、情報セキュリティの維持及び改善のために組織を設置し、 情報セキュリティ対策を社内の正式な規則として定めます。

 

3.従業員の取組み
当社の従業員は、情報セキュリティのために必要とされる知識、 技術を習得し、情報セキュリティへの取り組みを確かなものにします。

 

4.法令及び契約上の要求事項の遵守
当社は、情報セキュリティに関わる法令、規制、規範、契約上の義務を遵守するとともに、 お客様の期待に応えます。

 

5.違反及び事故への対応    
当社は、情報セキュリティに関わる法令違反、契約違反及び事故が発生した場合には 適切に対処し、再発防止に努めます。

 

制定日:2023年8月26日
株式会社コーフク
代表取締役 廉 瀚  



								

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コーフクは外食事業を柱とし、地域の皆様に豊かな食文化を提供してまいります

埼玉県さいたま市大宮区北袋町2丁目 424 番地
TEL:048-647-1070

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